帆布生地
倉敷帆布㈱ (旧 (株)バイストン)の8号帆布、11号帆布 を取り扱っています。
帆布生地は、厚みを号数で表します。
<厚み>
厚い 8号帆布 > 11号帆布 薄い
8号帆布は、しっかりした厚みがあります。11号帆布は、薄くて軽いです。
倉敷帆布生地の端をアップで写真撮ってみました。分かりにくいかもしれないですが、端がプクっとしています。生地のミミ(セルビッチ)です。
まさ
このミミ付き生地と言うのは、古い織機(しょっき)を使っている証(あかし)みたいなものです。
倉敷帆布は、あえて古い織機を使用して生地を織っています。
職人さんの勘で微調整したり(その日の天候や湿度に合わせた調整が必要らしいです)、生地の幅も90cmと狭く、生地を織る速度も遅くて、とても効率は悪いです。1日に50mくらいしか織れないそうです。
古い織機で、糸にテンションを掛けずに、ゆっくり織ることで、ふっくらとした、なんとも言えない味わいのある、帆布生地を織ることが出来ます。
技術の進歩により、現在はもっと効率の良い織機があります。生地の幅も広く、織るスピードも早いです。ただ、効率を求めるほど、出来上がった生地は、味わいに欠け、どこか物足りなさを感じてしまいます。
ぼくは、この倉敷帆布の風合いが大好きで、これからも倉敷帆布を使ってモノ作りをしていきます。
こんなにハイテクで、自動化な時代なのに、何十年も前の織機で作った帆布生地に惹かれるなんて、人間ってアナログな生き物だなって思います。
詳しくは、倉敷帆布(株)のホームページもご覧ください。
取り扱い色については、こちらをご覧ください。
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